≪深紅の王≫











    序章 凍てつく心





















<華音の外れ>












??「祐一、少しここで待ってなさい。お母さんは少し薬草を取ってくるわ。」

祐一「うん。わかった。気をつけてね。お母さん。」

 母と子のいつも通りの会話だったがその子の母が迎えに来る事は無かった・・・。















??「ごめんなさい、祐一・・・。」











<夜>


祐一「お母さん、まだかな〜。」

 夜になっても祐一の母は帰ってくる気配が無かった。しかし、祐一はそれでも母を待ちつづけた。
 
 だが、夜になれば魔物が活発に行動するとき祐一の周りには下級魔物のロックウルフが取り囲んだ。

祐一「・・・お母さん・・・。(グッ!?)いたいよ・・・。」

 祐一を取り囲んだロックウルフの1匹が鋭い爪で攻撃してきたのだった。

 それが引きがねとなり我先にと祐一に襲いかかった。

 祐一はもうダメだと目を瞑った瞬間・・・

??「闇よ・・・殲滅せよ・・・“ダークネススラッシャー”」

 暗闇から現れた黒衣の男によってロックウルフが全滅した。黒衣の男は祐一に近づき話しかけてきた。

??「我が名は“シェイド”闇と夜を司る精霊王。なぜ、こんな所に居る?」

祐一「・・・お、お母さんを待ってるの・・・。」

 恐る恐る祐一は答えた。

シェイド「・・・母に捨てれられたか・・・名は何と言う?」

祐一「・・・あ、あいざわゆういち。」

シェイド「ゆういちか・・一緒に来るか?」

祐一「・・・もう帰る場所なんて無いよ・・・。」

シェイド「我はゆういちと誓約してお前の帰る場所を作ってやろう・・・どうする?」

祐一「・・・一緒に行く。」

 母に裏切られ絶望の淵にあった祐一だったがシェイドの提案により少しばかり元気が戻ってきたようだ。

シェイド「“我は汝と誓約し我は≪シード≫となる”・・・これで誓約は終わりだ。改めて我は“シード”

     汝を守護せし者。さあ・・・行こう・・・。」






これが祐一とシードの出会いであった。





























後書き


 どうも〜眠いです。神々が終わってないのに違う連載書いてます♪

 私的には捨てられ、追放ファンタジー大好きです。または祐一最強

 物が良いですね。とりあえず、神々は・・・連載中止です。

 この作品は適当に書いてるので駄作です。